医薬品に使われていたヘパリン類似物質を配合したスキンケア化粧品、カルテHDシリーズ。
医薬品と同じ成分を配合しているだけあって、保湿効果がスゴイ!と人気です。
そして、2022年3月にはクレンジングも登場。
>>雑誌LDKでも満点を取ったクレンジングはこちら<<
カルテHDモイスチュア クレンジング オイルジェルという名前だけあって、オイルクレンジングとジェルクレンジングのいいところをとった商品です。
オイルのメイク落ちの良さと、ジェルの摩擦なくメイクオフできるところですね。
さらには、メイク汚れだけを落とし、肌に必要なセラミドなどの細胞間脂質は落とさないという、選択的洗浄成分が入っているとのことです。
これなら、クレンジングで洗いすぎたり、乾燥したりしないよね。
しかもお値段もお手頃、1320円です。
これは試してみるしかない!と張り切って買ってみました。
ところが、まさかのダブル洗顔推奨(T_T)
メーカーがダブル洗顔をした方がいいと言うのですから、そうなのでしょう。
でもっ!
せっかく肌の潤いを守りつつクレンジングしたのに、もう一回洗顔したら乾燥しない??
できればクレンジングも洗顔も一度で済ませたい!!
そんな気持ちから、カルテHDモイスチュアクレンジングオイルジェルを、メーカー非推奨のダブル洗顔無しで使ってみました。
カルテHDクレンジング、ダブル洗顔なしでもOKだった
ダブル洗顔なしは、メーカーのおすすめする方法ではありません。
ですから、何かあっても自己責任という気持ちでチャレンジしました。
メイクはきちんと落ちるの?
肌になじませると、すぐにオイルクレンジングの感触になりました。
でも、こってりとしたオイルなので、それほど摩擦を感じることはありません。
肝心のメイクですが、きちんと落ちました。
ただ、一般的なジェルクレンジングの方が、落としやすい印象です。
すすいだ後、ベタ付いたりしない?
ダブル洗顔せずに済ませようと思うと、すすぎには少し時間がかかります。
けれど、ある程度すすいでしまうと、それほどネタベタしたり、ぬるぬるすることはありませんでした。
ただ、スッキリ・サッパリ感はありません。
少し油分が残っているなという感じなので、乾燥は気になりませんでした。
1週間ほど使ってみましたが、毛穴が詰まるようなことも無く一安心。
これは、とてもいい感じ(*^^*)
この時の私にとっては・・・。
カルテHDクレンジング、ダブル洗顔なしでも大丈夫だった理由
ダブル洗顔不要のクレンジングや、乳液・クリームなどの成分と同じだったから
コチラがカルテHDのクレンジングの全成分です。
有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分:トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、2-エチルヘキサン酸セチル、濃グリセリン、精製水、1,3-ブチレングリコール、結晶セルロース、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、L-セリン、L-テアニン、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、エデト酸二ナトリウム、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、グリセリルグルコシド液、スクワラン、トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、リンゴ酸ジイソステアリル
※クレンジングには、ヘパリン類似物質は入っていません。
カルテHDのクレンジングは、オイルでメイク汚れを浮かせて界面活性剤で乳化させて落とすタイプのクレンジングのようです。
さらに、保湿成分や肌荒れ防止成分が配合されているので、肌を守りつつクレンジングできる処方ですね。
クレンジングの土台となるオイル(黄色アンダーラインの成分)は、酸化しにくく安定性に優れたエステル油です。
また、界面活性剤(青色アンダーライン)も安全性の高い、乳化を目的としたものです。
これらのオイルや、界面活性剤は特に珍しい成分ではありません。
同じ成分が、ダブル洗顔不要のクレンジングに配合されていることもあります。
さらには、クレンジングだけでなく、乳液やクリームなどの「塗ったまま流さない」スキンケア商品にも配合されています。
スキンケア化粧品の多くは、水とオイルが混ざった物です。
酸化しにくいオイルを、水と分離しないように界面活性剤で乳化するのはよくあることです。
もちろん、配合量や他の成分の影響などもあって、全く同じとは言えません。
けれど、クレンジングのあとダブル洗顔をしないことで、肌に残ってもまあ大丈夫!な成分だと言えそうですね。
シャンプーや洗顔フォームは、すすぎ残しがあると肌が荒れるけど、その心配はなさそうね。
ダブル洗顔で洗いすぎるよりはよほどイイ!
カルテHDクレンジングを買うきっかけは、顔にも日焼け止めを塗るようになったからです。
秋から春までは、ファンデーションとUVパウダーで紫外線対策をしていました。
そして、メイクも落とせる石鹸でメイクオフ。
けれど、日焼け止めを塗るとなると、石鹸では落としにくいものです。
しかも私は毎年、気温があがり汗をかき始めるころ、一度は肌が荒れてしまうのです。
そしてマスク生活で、肌も荒れやすくなっていると感じていました。
肌はちょっと荒れてるけど、UVケアはしっかりしたい
肌がちょっと荒れてるので、クレンジングや洗顔のダメージは避けたい
そんなタイミングで、カルテHDのクレンジングを使うことになりました。
ダブル洗顔をせずに油分が肌に残るダメージ
ダブル洗顔をして洗いすぎるダメージ
どちらのダメージが大きいかといえば、
ちょっと肌の荒れていた私には、洗いすぎのダメージはかなり大きいものです。
少しくらい油分が残っても、特に問題は無く、肌荒れが悪化することもありませんでした。
今回、メーカー非推奨のダブル洗顔せずに、快適にクレンジングできたのは
カルテHDのクレンジングの成分が安全だったから
肌荒れでこれ以上刺激の刺激は避けたかったから
だと思います。
特に肌が荒れていない場合は、メーカー推奨どおりに、クレンジングのあと洗顔料で洗ったほうがいいと感じました。
一番安心なのは、メーカー推奨の方法で使うことです。
極度に乾燥した肌にもおすすめという、ダブルクレンジング不要のクレンジングを最近見つけました(^^♪
しかも、毛穴の汚れもキレイにしてくれるそうです。
カルテHDクレンジングでダブル洗顔しないデメリット
ダブル洗顔をしないのは、洗いすぎを防げるのですが、デメリットもあります。
すすぎに時間がかかる
一般的なジェルクレンジングは、界面活性剤の洗浄力でメイクを落とすので、それほど油分は多くはありません。
ジェルクレンジングの中には、オイルフリーのものもありますね。
そういった油分の少ないジェルクレンジングは、すすぎも早いものです。
けれど、カルテHDのクレンジングは、ダブル洗顔せずに済まそうとすると、油分が多いのですすぎに少し時間がかかりました。
本来、落ちるべきものが落ちない
油分の多いカルテHDクレンジング。
メイクはきちんと落ちます。
ところが、古い角質が落ちない。
それもそのはず。
もともとカルテHDのクレンジングは、洗浄力の穏やかなクレンジングです。
角質ケアをしてくれるわけではありません。
そして、カルテHDクレンジングに配合されているオイルは、保湿効果が高いものです。
保湿効果があるのは嬉しいことですが、反面、古い角質も肌にとどめてしまいます。
実際、カルテHDのクレンジングを、ダブル洗顔せずに使って1週間ほどたったころ、肌が少しごわつくのを感じました。
毎日は無理でも、様子を見ながらダブル洗顔は必要なようです。
まとめ
カルテHDのクレンジングは、配合成分の安全性から、ダブル洗顔なしでも使うことができました。
けれど、ターンオーバーの面から、ずっとダブル洗顔なしでのクレンジングはおすすめできません。
また、肌荒れのない健康な肌の人も、メーカー推奨どおりダブル洗顔をした方がいいでしょう。
その後に使うスキンケア化粧品のなじみも違います。
クレンジング後に使う洗顔料も、洗浄力の穏やかなものを選べば、ダブル洗顔による洗いすぎの心配はなさそうですね。
>>カルテHDの洗顔料を選ぶと安心です<<