フェイスパックが大人気のクオリティファーストのダーマレーザー。
昨年には化粧水も発売されましたね。
そして、今年は待望の美容液、ダーマレーザー ウルセラCが登場。
しかも、ビタミンCだけでなく、ナイアシンアミドも高配合。
その濃度は驚きの25%!!
これは効果がありそう!
そんなにいっぱい入って大丈夫なのかな?
ちょっと心配・・・。
美容成分が高濃度配合だと、期待も高まりますが、ちょっと心配になるところもありますよね。
ダーマレーザー美容液、ナイアシンアミド25%も配合して肌への刺激は無いの?
ナイアシンアミドで効果を感じるには25%必要?
ナイアシンアミドは、今では多くの化粧品に配合されていて、安全性の高い成分でもあります。
肌のシワやハリ不足を気にしている人は、ナイアシンアミド配合の化粧品を使ったことがあるのではないでしょうか?
「シワを改善する」ってかいてある化粧品には、よくナイアシンアミドが配合されているよね。
「シワを改善する」と明記しているものは医薬部外品です。
シワを改善する効果があるという医薬部外品の、ナイアシンアミドの濃度はどれくらいだと思いますか?
ナイアシンアミドを医薬部外品に配合する場合、0.0001%から3%までと、厚生労働省によって定められています。
つまり、ナイアシンアミドは3%ほどの濃度で、その美容効果を得つつ安全に使える成分というわけなんです。
医薬部外品は、効果だけでなく安全性に対しても、厳しい基準があります。
では、3%を超えると危険か?と言われると、そうではありません。
一般的な化粧品での、ナイアシンアミドの濃度は3~5%と言われています。
「化粧品」に分類されるものには、ナイアシンアミドの配合上限はありません。
ダーマレーザーの美容液のように25%ナイアシンアミドを配合することは、法律上問題の無いことです。
ナイアシンアミドを10%や、15%配合した化粧品も市販されています。
美容成分は配合濃度が高いと、肌への作用も大きくなります。
けれど、その分肌への刺激になる可能性もあります。
ナイアシンアミド25%は肌への刺激になる?
ナイアシンアミドは安全な成分って言われるけど、これだけ高濃度だと刺激になるんじゃないかな?
ナイアシンアミド25%が肌への刺激になるのかは、実際に使った人に聞くのが一番です。
けれど、ダーマレーザーの美容液は、まだ一部で先行販売しているだけなので、あまり口コミがありません。
そこで、他のナイアシンアミド高配合(15~20%)の化粧品の口コミを調べてみました。
多くの人は、「保湿力がすごい!」「毛穴が目立たなくなった!」と良さを実感されているようです。
しかし、一方で「肌がヒリヒリして赤くなった」「逆に乾燥してしまった」という口コミもちらほら。
もちろん、ナイアシンアミド以外の成分も配合されていますから、一概にナイアシンアミドの影響とは言えませんが、濃度が高いものは気を付けて使う必要があります。
ナイアシンアミドは敏感肌でも使える、肌に優しい成分という印象があります。
けれど、高濃度となると話は変わってきます。
使い始めは、肌が敏感でない時に、しっかり化粧水で保湿してから様子を見ながら使いましょう。
ビタミンC誘導体とナイアシンアミドって併用しても大丈夫?
ダーマレーザーの美容液は、ナイアシンアミドだけでなく、ビタミンC誘導体も高濃度で配合されています。
ナイアシンアミドとビタミンC誘導体は、一緒に合わせてはいけないって聞いたことがあるんだけど・・・。
おそらく、「中性のナイアシンアミドと、酸性のビタミンCがお互い中和して、効果を失ってしまうのでは?」という理由かと思います。
けれど、ナイアシンアミドもビタミンC誘導体は、今や多くの化粧品に配合されている成分です。
どちらも配合している化粧品だってあります。
じゃあ大丈夫なのかな?
ビタミンC=酸性というイメージがありますよね。
酸性というのはpH2~3程度です。
レモンやクエン酸などが酸性になります。
けれど、このph2~3の酸性は、殺菌作用やピーリング作用があるくらい、肌には刺激になる数値なんです。
ですから、酸性の化粧品はほぼありません。
多くの化粧品はPh調整剤などを使用して、肌に負担の無い弱酸性にしてあります。
肌の汚れを落とす洗顔料や、角層を柔らかく整えるため等の目的で、弱アルカリ性の化粧品もあります。
そもそもビタミンC誘導体は、化粧品に配合するためのものです。
そのため、pH2や3といった酸性の化粧品原料では、非常に使いづらいものとなってしまいます。
ですから、ビタミンC誘導体は弱酸性~中性であることが多いのです。
リン酸アスコルビルMgなど、リン酸型のビタミンC誘導体は弱アルカリ性ですね。
つまり、ナイアシンアミドとビタミンC誘導体が中和によって、その効果を失うということは、それほど心配はいらないのです。
ダーマレーザーの美容液のビタミンCって効果あるの??
ダーマレーザーの美容液は、ビタミンCも4種類と、たっぷり配合しています。
これだけ入っていたら効果ありそうだけど。
ダーマレーザー ウルセラCに配合されるビタミンCは次の4種類です。
- アスコルビルグルコシド(ビタミンC誘導体)
- アスコルビン酸(ピュアビタミンC)
- パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(ビタミンC誘導体)
- リン酸アスコルビルMg(ビタミンC誘導体)
ビタミンCは美白効果や毛穴ケアに良いと言われる成分ですが、不安定な成分です。
そのためにビタミンC誘導体という形で、安定性を高めています。
けれど、その安定性は誘導体の種類によって大きく異なると言われています。
中でも、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)は、高い浸透力が魅力ですが、化粧品に配合すると分解されやすいと言う面もあります。
化粧水とAPPSの粉末がセットになっていて、使う前に自分で混ぜ合わせる化粧品もあるよね。
また。アスコルビン酸はビタミンCそのものです。
もともと安定性は高くない成分です。
ですから、「ビタミンC4種類高濃度に配合」というイメージほど、効果を実感できるかというと、難しいところです。
ビタミンC誘導体といっても、色々あるのね。
安定性だけでなく、効果にも違いがありますよ。
保湿効果が高いものや、毛穴ケアに特化したものもあるんですよ。
毛穴ケアの化粧品は色々ありますが、
毛穴ケアの化粧品は色々ありますが、レディアンの毛穴ケアラインは、毛穴に特化したしたビタミンC誘導体を配合しています。しかも、品質はデパコス級なのにコスパも良くて、続けやすいのもうれしいところです。
ナイアシンアミドやビタミンC誘導体だけじゃない!ダーマレーザーの美容液のすごさ
ベース成分があの高価な美容成分
実はこのダーマレーザーの美容液、ベースになる成分が「水」ではないんですよ。
一般的な美容液だと、「水」をベースにグリセリンなどの保湿成分、そして様々な美容成分を配合して作られています。
けれど、ダーマレーザー ウルセラCでは、水ではなくガラクトミセス培養液をベースに使っているのです。
こちらが全成分です。
ガラクトミセス培養液、ナイアシンアミド、BG、ジグリセリン、アスコルビルグルコシド、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、リン酸アスコルビルMg、セラミドNP、ベタイン、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、キハダ樹皮エキス、トリプロピレングリコール、水添レシチン、フィトステロールズ、PEG-60水添ヒマシ油、エチルヘキシルグリセリン、1,2-ヘキサンジオール、水酸化K、クエン酸、クエン酸Na、エチドロン酸、水、ピロ亜硫酸Na、ラベンダー油、レモン果皮油、ライム油、レモングラス油、エンピツビャクシン油、ローズマリー葉油
ガラクトミセスは、お酒を造るときに使われる天然酵母の一つです。
そして、この酵母から抽出されたのが、ガラクトミセス培養液です。
ただし、抽出するのが難しい上に、抽出できる量も少ないので、価格もお高めな原料となります。
そんな効果な原料が入った美容液が、2,200円で買えるのってスゴイ!
それで、ガラクトミセス培養液はどんな効果があるのかな?
ガラクトミセス培養液の効果
ガラクトミセス培養液の中には、MNF(天然保湿因子)やアミノ酸、ペプチドなどが含まれていて、保湿効果があります。
またそれ以外にも、肌にハリを与える、肌のキメを整える、皮脂を抑制する、といった効果が期待できます。
へ~っ、色んな効果があるのね。
ただし、ガラクトミセス培養液はとてもデリケートな成分です。
抽出するときの温度や方法で、効果は変わってくると言われています。
ダーマレーザーの美容液どこで売ってる?
ダーマレーザー ウルセラCは、最初は一部の店舗で先行販売でした。
そして、ドンキホーテやバラエティショップでも販売開始になりましたが、ドラッグストアではまだのようですね。
では、ネット通販かえるかというと、楽天でもYahooでも取り扱ってるところがないようです。
楽天には、「クオリティーファースト 楽天店」があるのですが、そちらにもありませんでした。
パックや化粧水の販売はあるんですけどね・・・。
そしてアマゾンでは、定価ではありませんが取り扱いはあるようです。
今のところ、送料はかかりますが、クオリティーファーストの公式サイトで買うのがネット通販だとお得ですね。
都市部では、ドンキもバラエティショップもササっと行けるところですが、そうでない地域もありますから、ドラッグストアでの発売が待ち遠しいですね。