キュレルは乾燥性敏感肌の人が、セラミドケアによって健康な肌に整えるため、スキンケアやベースメイク、ボディーソープ、シャンプーなど取り揃えたブランドです。
ドラッグストアでも購入でき、値段がお手頃なのもあってとても人気です。
お顔のスキンケアでは
- 潤浸保湿フェイスケアシリーズ
- 皮脂トラブルケア
- 美白ケアシリーズ
- エイジングケア シリーズ
の4シリーズが展開され、多くの肌悩みに応えています。
しかも、潤浸保湿と美白ケアの化粧水には、「ややしっとり」「しっとり」「とてもしっとり」のそれぞれ3種類。
皮脂トラブルとエイジングケアシリーズは、各1種類の化粧水があります。
キュレルは化粧水だけで8種類もあるのね。
さらに、それに加えてキュレル ディープモイスチャースプレー(ミスト状化粧水)なんて言う商品も!
えっ?キュレルにスプレー式の化粧水なんてあったの?という方は、まずはこちら
⇒キュレル ディープモイスチャースプレー(250g)【キュレル】
キュレルは8種類も化粧水があるのに、スプレーの化粧水・・・。
便利そうだけど、他の化粧水と何が違うのかしら?
これだけ化粧水の種類があると、選ぶのに迷ってしまいますよね。
ディープモイスチャースプレーは、他の化粧水とどこが違うのか調べてみると驚きの結果に!
さらに、ベタ付くというのは本当なのか、メイクの上から使う時のコツをまとめてみました。
キュレル ディープモイスチャースプレーと他の化粧水との決定的な違いはココ!
スプレーか、スプレーじゃないかってこと??
容器の違いもありますが、それ以上に違うのが
セラミドが入っているか、いないか
です。
実は、キュレルの化粧水、セラミドが配合されていないんです。
(※キュレルエイジングケアシリーズの化粧水を除く)
えーっ、それはビックリ!
セラミドケアって書いてあるから、セラミドが入ってるんだと思ってたわ。
キュレルのセラミドケアというイメージから、全てのスキンケア化粧品にセラミドが入っていると思っていたので、これにはとても驚きました。
キュレル エイジングケアシリーズの化粧水には、セラミドが配合されてますが、潤浸ケア・皮脂トラブル・美白ケアシリーズの化粧水には、セラミドが配合されていないんです。
ただし、どのシリーズも化粧水のあとにつけるジェルや乳液、クリームにはセラミドが配合されているので、「セラミドケア」というのがウソではありません。
化粧水に乳液やクリームと、ライン使いすることを想定して作られているのね。
キュレル 潤浸保湿化粧水Ⅲとてもしっとりの全成分
キュレル 潤浸保湿化粧水Ⅲとてもしっとりの全成分
アラントイン*、精製水、グリセリン、BG、ベタイン、POEメチルグルコシド、ユーカリエキス、PEG1540、コハク酸、アルギニン、POE水添ヒマシ油、パラベン
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」
セラミドは入っていないけれど、グリセリンやBG、ベタインなどの保湿成分が入っています。
成分がシンプルなところは、敏感肌にはうれしいわね。
ディープモイスチャースプレーはどんな成分が入ってるのかしら?
キュレル ディープモイスチャースプレーの全成分
キュレル ディープモイスチャースプレーの全成分
アラントイン*、水、グリセリン、DPG、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ユーカリエキス、BG、コレステロール、ステアロイルメチルタウリンNa、POE水添ヒマシ油、アジピン酸、アルギニン、エデト酸塩、フェノキシエタノール
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」
Kao キュレル公式サイトより
あれ?ディープモイスチャースプレーにはセラミド入ってるのよね?
セラミドはどこ???
一見、ディープモイスチャースプレーにも、セラミドが入ってないようにも見えますが大丈夫!
ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
とても長い名前ですがこちらがセラミドです。
良かった。ちゃんとセラミド入ってる。
ただし、セラミドと言っても疑似セラミドです。
疑似・・・
それってニセモノ???
セラミドは、人の肌にもともと存在するうるおい成分です。
そして人の肌にあるセラミドと、同等の構造をしたセラミドをヒト型セラミドと言います。
このヒト型セラミドを化粧品に配合した場合のみ、成分表示に「セラミド」と記載することができます。
ヒト型セラミドは12種類があって、化粧品には「セラミドNP」や「セラミドNP」などと表示されます。
一方、疑似セラミドというのは、ヒト型セラミドに似せて科学的に合成した成分です。
疑似セラミドより、ヒト型セラミドの方が効果が大きいって聞いたわ。
キュレルは、何で疑似セラミドを配合しているのかしら?
ヒト型セラミドってコストが高いからかな?
コストの面だけでなく、疑似セラミドならではの良い点もあるんですよ。
次にご紹介しますね。
キュレル ディープモイスチャースプレーの一番のメリットはココ!
一般的に疑似セラミド肌に浸透しないと言われています。
肌の表面でラメラ層(水と油が交互になった層)を作ることで、肌の乾燥を防ぎ、バリア機能の役割を果たします。
実はこの浸透しないというのがメリットなのです。
肌に浸透すると言うことは、肌へ何かしらの作用が起こります。
健康な肌なら、うれしい作用となっても、炎症を起こしている肌なら、逆に刺激になることも。
肌に浸透させることがいいとは限らないのです。
キュレル ディープモイスチャースプレーは、抗炎症作用のあるアラントインという成分を配合しています。
荒れやすい肌に使うことを想定して、疑似セラミドを選んでいるのかもしれません。
ただ、年齢とともに減っていくセラミドを補って、肌本来の保水力をアップさせるには、ヒト型セラミドがおすすめです。
しかも、ヒト型セラミドを複数種類配合したものがベストです。
アルティモイストラインは5種類のヒト型セラミドとナイアシンアミドを配合。
保湿とバリア機能、さらには肌への優しさにもこだわった人気コスメです。
キュレル ディープモイスチャースプレーは化粧水代わりに使える??
ディープモイスチャースプレーは、なんといってもシューっと手軽に使えるところも魅力です。
セラミドも入っていますし、化粧水代わりに使っても大丈夫です。
ただし、美白ケア成分など、他の肌悩みをケアするものが入っていないので、ディープモイスチャースプレーのあとにつける美容液、乳液やクリームで補う必要はあります。
キュレル ディープモイスチャースプレーはべたつく?
気になるのは使い心地ですよね。
ところが困ったことに、
「さらっとしていて使いやすい」
「ベタ付きが気になる・・・」
と、両極端な口コミが(T_T)
ということで、私も使ってみました(^^♪
結果は、顔に使うと少しべた付くかな?という感じですが、手や体につかうとさらっとしていて快適です。
でも、逆に「顔に使うとサラサラだけど、体に使うとベタ付く」という口コミも発見(T_T)
「しっとり」と「ベタ付く」は紙一重なところもあるので、難しいところです。
キュレル ディープモイスチャースプレーをメイクの上から使う時の注意点
ディープモイスチャースプレーは、洗顔後や入浴後のスキンケアだけでなく、メイクの上からも使うことができます。
夏も冬もエアコンで、肌が乾燥しやすいから、メイクの上から使えるのと助かるわ。
ただし、その場合には注意することがあります。
それは、
肌からしっかり20cm離してスプレーすることです。
肌とスプレーの距離が近いと、化粧水でベシャベシャになってしまうのです。
お化粧崩れちゃうっ
化粧崩れしないためにも、しっかり離して使うのがコツです(^^)
キュレル ディープモイスチャースプレーで一番効果を感じた使い方
せっかく購入したので、顔や体にといろいろ使ってみましたが、一番効果を感じたのは手でした。
ハンドクリームの前に、ディープモイスチャースプレーをシュッとするのです。
これが本当にすごく良かったです。
というのも、仕事や家事に加え、手洗いやアルコール消毒で私の手はカサカサのカラッカラでした。
ハンドクリームをマメに塗るようにしましたが、しっとりした手には程遠い。
そこで以前にハンドモデルの方が
安い化粧水でいいから、ハンドクリームの前に使うとしっとり感が全然ちがうわよ。
と言っていたのを思い出し、ハンドクリームの前にディープモイスチャースプレーを使ってみました。
すると、見違えたようにしっとり(*^-^*)
ハンドクリームでは補え切れなかった水分が、ディープモイスチャースプレーのおかげでしっかり補うことができました。
油分だけじゃなくて水分も補うことが大切です。
スプレー式の化粧水なので、使いやすいのもうれしいです。
ハンドクリームをマメに塗っても乾燥していたので、もっと濃厚なハンドクリームじゃないとダメかな?と思っていましたが、その必要は無さそうです。
いつものハンドクリームが、ディープモイスチャースプレーのおかげで、ワンランクもツーランクも効果のあるものになりました。
いつでもサクッとセラミドを補うにはスプレーが便利ですよ
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