シワやたるみ対策のエイジングケアとして評判のエリクシール。
そして、「まだ本格的なエイジングケアには早いかな?」という方のために、エリクシール ルフレというラインがあります。
全体的にべたつきの無い使い心地の良さと、比較的手ごろな価格帯で、こちらも人気です。
中でも注目を集めるのが、エリクシール ルフレ バランシングおやすみマスク
なんと、スキンケアの最後に塗るだけでのパックで、皮脂と水分のバランスを整えて、毛穴ケアまでしてくれるのだそう。
頬のたるみ毛穴にも効果があると嬉しいんだけどな~。
目立つ毛穴にも種類がありますよね。
エリクシールのおやすみマスクが、たるみ毛穴にも効果があるのか調べてみましたよ。
エリクシールおやすみマスクはたるみ毛穴に効果はある?
エリクシールのおやすみマスクは、
たるみ毛穴に全く効果が無いわけではないけれど、積極的なケアができるわけでもない
という印象です。
その理由を説明しますね。
たるみ対策になるコラーゲンの生成を促す成分が入っていない
エリクシール おやすみマスクは
- 肌の水分と皮脂のバランスを整える
- 目立つ毛穴のケア
が期待できる塗って眠るだけのパックです。
成分を見てみると・・・
水,DPG,BG,グリセリン,グリシルグリシン,リシンHCl,オウゴン根エキス,PCA-Na,モモ種子エキス,バンウコン根エキス,ユキノシタエキス,チャエキス,水溶性コラーゲン,シリカ,PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル,PEG-20,(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー,カルボマー,水酸化K,EDTA-2Na,エタノール,ピロ亜硫酸Na,BHT,ローズマリー葉エキス,フェノキシエタノール,メチルパラベン,香料,黄203
エリクシール公式サイトより
- DPG・BG・グリセリン・グリシルグリシン等の保湿成分
- 皮膚コンディショニング剤としての複数の植物性エキス
- ポリマー
- 香料や防腐剤等
といった構成です。
たるみ毛穴に必要な、肌のコラーゲンの生成を促す成分は配合されていません。
レチノール
ナイアシンアミド
ビタミンC 等が、
肌のコラーゲンの生成を促してくれる成分です。
水溶性コラーゲンという成分も配合されてるけれど、これで肌のコラーゲンは増えないの??
化粧品に配合される水溶性コラーゲンは、肌のハリを生むというよりも、保湿目的で配合されています。
ですから、保湿によってキメを整えて、肌をふっくらハリのある印象にしてくれるので、たるみ毛穴も目立ちにくく整えてくれるのです。
けれど、肌のコラーゲン増やすという、根本的な改善まではできません。
また、たるみ具合によっては、効果を実感しにくいこともありますね。
値段もお手頃で、塗って寝るだけのお手軽パックだから期待していたので、ちょっと残念。
エリクシールおやすみマスク、絶対おすすめなのはこの毛穴タイプの人
このマスクは、皮脂が多い方におすすめです。
実は、おやすみマスク、保湿で肌をふっくらさせ、毛穴を目立たなくするだけのパックではありません。
保湿成分でもあるグリシルグリシンは、注目の毛穴ケア成分なんです。
グリシルグリシンは、すり鉢状毛穴のケアにとても役に立つのです。
すり鉢毛穴って?
すり鉢毛穴は多すぎる皮脂が原因の一つと言われています。
皮脂は肌にとって必要なものですが、多すぎるとテカリやべたつきなどの不快感があります。
さらに、それだけではなく、毛穴付近の肌を削り取ってしまうのです。
皮脂の中には不飽和脂肪酸という成分が存在します。
皮脂が増えるとともに、不飽和脂肪酸も増えると、肌が炎症をを起こしてしまうのです。
その結果、正常な角質が作られず、すり鉢のように窪んだ毛穴ができてしまうのです。
グリシルグリシンには、保湿だけでなく不飽和脂肪酸による炎症を抑える働きがあるんですよ。
炎症が治まれば、毛穴周辺の角質の異常も起こりませんよね。
また、おやすみマスクに配合される保湿成分も、比較的さっぱりとしたものがメインです。
皮脂でベタ付きやすい人も、心地よく使える処方ですね。
すり鉢毛穴だけじゃなく、たるみ毛穴も、黒ずみ毛穴にも悩んでるんだーっという方には、
すり鉢毛穴だけじゃなく、たるみ毛穴も、黒ずみ毛穴にも悩んでるんだーっという方には、レディアンの毛穴ケアラインがおすすめです。こちらは、毛穴に特化したスキンケアで、デパコス品質のスキンケアがほぼ原価で買えると話題です。
エリクシール おやすみマスクは毎日使えるの?朝は使ってはダメ?
おやすみマスクは、週に2~3回を目安に、夜のスキンケアの最後に使うことを推奨されています。
朝は使ってはいけないのかな?
手のひらに直径約2㎝の円を目安にとり、まず、毛穴の気になる部分にクルクルとなじませるように塗布し、その後顔全体にのばします。(全てなじませきらずに、マスクのように肌をおおい塗布します。)
公式サイトより
肌をおおうように塗るわけですから、当然直後は肌が濡れています。
乾くまでには時間もかかりますし、朝メイクの前に使うには不向きなアイテムですね。