朝きちんと日焼け止めを塗ったのに、夕方顔を見ると日焼けしている・・・。
一度は経験ありますよね。
汗や皮脂で日焼け止めが落ちてしまったり、塗りなおすことが出来なかったりで、うっかり日焼けしてしまいます。
日焼けした後、72時間以内にしっかりケアすれば大丈夫って言うよね。
日焼け後は肌が乾燥しているから、しっかり保湿するのが大切。
あと、美白化粧品を使うといいのよね。
日焼け後に使う美白化粧品は、慎重に選ばないといけませんよ。
日焼けしたんだから、美白効果が高いものを選ばないといけないってこと?
美白効果の高さで選ぶのはお勧めしませんよ。
配合している美白成分の効果と、手ごろな価格で人気のロート製薬メラノCCシリーズ。
美容家の方々もおすすめされていて、SNSなどでも人気の商品です。
口コミもなかなか好評です。
ですがっ!
日焼け後のケアに使うのは、一旦ストップ!!
日焼け後の肌には、化粧水をたっぷりつけて保湿したいところですが、メラノCC化粧水を使うのはおすすめしません。
その理由と、おすすめのスキンケアをご紹介します。
メラノCC化粧水が日焼けした肌に向かない理由
メラノCC化粧水が、良い美白化粧水だからです。
良い美白化粧品だとダメなの??
メラノCC化粧水は、ピュアビタミンや3-O-エチルアスコルビン酸というビタミンC誘導体を美白成分として配合した化粧水です。
ピュアビタミンの即効性と、ビタミンC誘導体の安定性や持続性を合わせ、素早くそして長く美白ケアできるものです。
けれど、3-O-エチルアスコルビン酸は効果が美白効果が高い分、他のビタミンC誘導体と比べて、肌への刺激にもなりやすい成分です。
攻めのケアという感じですね。
もちろん、メラノCC化粧水を肌に使った時に、乾燥や刺激にならないよう、保湿成分や抗炎症作用のある成分も配合してあります。
ですから、安全に使うことができるのです、通常なら。
けれど、日焼け後は肌が炎症を起こした状態です。
軽い火傷と同じなんて言い方もしますよね。
そんな時に、攻めのケアをしたら・・・。
シミはできにくくなるかもしれませんが、肌に新たな炎症が起こってしまうことも。
また、メラノCC化粧水には、エタノールも配合されていたり、敏感肌向けに作られたものではないので、日焼けして赤みの残る肌にはおすすめできません。
例えば、手を火傷した時、すぐにやることは冷やすことです。
化粧水をつけて治そうとする人はいませんよね。
日焼直後の肌に、「攻めのケア」は刺激になるので控えましょう。
それだと日焼け後72時間以上たってしまうこともあるわね・・・。
72時間というタイムリミットは気になるところです。
けれど、日焼け=火傷した肌に攻めのスキンケアは、逆に肌荒れの原因になることも。
まずは、しっかり赤みが引くまで待ちましょう。
今は自宅にいながら、美肌ケア用の医薬品を処方してもらえる時代です。
オンラインで診察のあと、自分に合った医薬品を送ってもらえるので、とても便利です。
スキンケアではできなかったケアを、医薬品でじっくり行うのもおすすめですよ。
医薬品は、必要に応じて内服薬や外用薬を処方。
シミなどのケア以外にも、ニキビやエイジングケアにも対応しています。
近くに美容皮膚科がない人にはすごくいいね。
お薬が処方されるまでは、費用はゼロです。
シミ回避!!日焼け後のケアでやるべき3つのこと
まずはとにかく冷やす
まずはしっかり冷やして、日焼け後のほてりを抑えて、スキンケアできる肌に戻すことが大切です。
日頃、日焼け止めを塗っていたり、メイクをしているなら、肌が真っ赤になってヒリヒリするまで日焼けすることは、ほとんど無いと思います。
けれど、ものすごーくうっかりしていて、肌が真っ赤でヒリヒリして治まらない場合は、皮膚科に受診するのがベター。
休日などで、病院が開いていない場合は、ワセリンで乾燥を防ぐだけにして、化粧品を使ったスキンケアは控えましょう。
しっかり保湿するためにおすすめの敏感肌用スキンケア
しっかり冷やして、ほてりが治まり肌が落ち着いたら、様子を見ながらスキンケア。
敏感肌用がいいの?いつものスキンケアではダメなの??
日焼け後の肌の状態にもよりますが、日焼け直後は敏感肌用のものが安心です。
敏感肌用のものは、一般的に肌に刺激になりやすい成分は排除されています。
さらに、肌荒れ防止のため、消炎作用のある成分が配合されているものが多いのでおすすめです。
グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)や
アラントインなどです。
敏感肌用スキンケアの定番、キュレルのスプレータイプの化粧水。
配合成分はシンプルですが、保湿成分であるセラミドや、消炎作用のあるアラントインを配合しています。
美白成分は配合されてませんが、日焼け後の保湿にはおすすめ。
スプレータイプなので、首筋や背中など広範囲につけやすいのも助かります。
アラントインは、炎症を抑える効果と、傷の修復を促進する効果があるので、医薬品にも使われている成分です。
コチラは、美白有効成分としてトラネキサム酸を配合しています。
トラネキサム酸には、美白効果だけでなく抗炎症作用もありますよ。
トラネキサム酸は、比較的肌への刺激の少ない美白成分です。
日焼け後のスキンケアにはぴったりの成分です。
紫外線に当たってからシミができるまで、いくつかの段階があります。
トラネキサム酸は、メラニンの生成の命令を止める働きがあるのです。(上の図の②)
命令をストップできれば、メラニンは作られないし、シミにもならないね。
ちなみにビタミンC誘導体は、メラニンの工場であるメラノサイトの働きを抑えたり、できてしまったメラニンを還元(薄くする)働きがあります。
メラニンは紫外線だけでなく、摩擦などの刺激でも作られてしまいます。
メラノCC化粧水に配合されるビタミンC誘導体には、メラニンを作らせない、できたメラニンを還元する働きがあるので、日焼け後以外にはとても頼もしい化粧水です。
水分をしっかりとる
肌の保湿というと、スキンケアで水分や保湿成分を補うイメージが強いものです。
けれど、肌の水分の多くは、体の内側からのものです。
スキンケアだけでなく、水分補給もしっかりと。
うっかり日焼けを防ぐ止めにできること
最近の日焼け止めに求められるのは、
紫外線吸収剤を配合していない
石鹸などで落としやすい
というものです。
紫外線吸収剤が肌に合わない人もいますし、ラクに落とせるに越したことはありません。
けれど、落としやすいと言うことは、落ちやすいということ。
汗やマスクなどでこすれると、日焼け止めが落ちてしまいます。
紫外線吸収剤で肌荒れする人でなければ、無理に紫外線散乱剤だけの日焼け止めを、選ぶ必要はありません。
また、日頃メイクしていて、夜にクレンジングするなら、落としやすさにこだわることもありません。
うっかり日焼けをしてしまうのと、どちらがリスクがあるのか、そんなことも日焼け止めを選ぶ基準に加えてはどうでしょう。
日焼け後72時間を越えてしまってもあきらめないで!
日焼け後は、まずは炎症を抑えるのが大事なのね。
とは言うものの、やっぱり気になるのが「日焼け後72時間」というタイムリミット。
シミは消すのが難しいですから、心配になりますよね。
今のシミのケアは目立たなくするだけじゃないんですよ。
できてしまったメラニンは、ビタミンCなどの酸化還元作用で、うすく目立たなくするのが、スキンケアの主流です。
けれどオルビス ホワイトクリアエッセンス は、今までにはない方法で、メラニンにアプローチするスキンケアです。薄くするのではなく、「散らす」のです。
ポーラ・オルビスグループ独自の有効成分『m-ピクセノール』が、ターンオーバーを促進してメラニンを微細化することで、メラニンの蓄積を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。
塊よりも細かくすれば目立たなくなるよね。
『m-ピクセノール』は、美白有効成分として承認を受けた成分なんですよ。
いつもの美白ケアに、オルビスの散らす美白ケアをプラスすれば、ばっちりですね。