気温が上がるとともに、気になるのが顔汗。
汗は体温調節のために必要とわかっていても、
メイクが崩れるし、顔や額に髪の毛が張り付いたりして不快なものです。
それに、汗をダラダラかいているのもなんだか恥ずかしい・・・。
私自身、とても汗かきなのがコンプレックスでもあります。
顔の汗を止めるスプレーやクリームは、ドラッグストアに行ってもなかなか見つかりません。

皮脂をコントロールするコスメはたくさんあるのにね・・・。
それなら、体の汗を止めることで人気のデオナチュレを顔に塗ってはどうだろう??

デオナチュレって、ワキ汗もピタッと止めてくれることで人気よね。
顔に使えると嬉しいのだけれど。
デオナチュレは、ワキに塗るスティック状のもの、クリーム状ものの他に、足専用のものもあります。
口コミでもなかなかの評判です。
ということで、デオナチュレを顔に塗っても良いか調べてみました。
そして、安全に顔の汗を抑える方法をご紹介します。
デオナチュレは顔に塗っても大丈夫?
残念ながらデオナチュレは、どの商品も顔には使えません(T_T)
商品のパッケージにも「顔・粘膜避け」とはっきり記載されています。
あと、除毛や脱毛した直後の肌も避けたほうが良いとのことです。

残念。でもどうして顔はダメなのかな?
ワキも割と皮膚が薄いような気もするけれど・・・。
有効成分の焼ミョウバン、顔に塗るのは危険?
デオナチュレは焼きミョウバンの収れん作用を利用した制汗剤です。

収れん作用によって血管を収縮させ、毛穴をふさいで汗を出にくくします。

焼きミョウバンって、アク抜きとかで料理にも使われるものよね。
スーパーでも見かけるわよ。
食べられるなら、顔に塗っても大丈夫かな??

口に入れても大丈夫=顔に塗っても大丈夫ではありませんよ!!
「天然」とか「植物由来」とか聞くと、肌に優しそうなイメージがありますよね。
けれど、肌に優しいかは全く別のことです。
自然界には、触れるだけで肌がかぶれる植物もあります。
山芋は食べるには美味しいけれど、すりおろすときに手が痒くなることも。

口に入れても大丈夫でも、肌に塗っても大丈夫かきちんと確認することが大切です。
食品添加物としても使われる焼ミョウバンですが、ずいぶん前から医薬品にも使われています。
収れん効果もあり、肌への刺激もほとんどなく、古くからの使用実績がありますが、焼きミョウバン成分単体の安全性試験データは残っていません。
長年の使用実績があるので、安心な気もしますが、顔に塗るには注意が必要です。
顔の肌は、体の肌に比べ薄くて刺激を受けやすい場所です。
しかも「眼」があります。
焼ミョウバンは安全試験性データがないことから、眼への刺激のデータもありません。
焼ミョウバンは、比較的強い収れん作用があることから、眼の周りに使うには、十分な注意が必要な成分です。
デオナチュレさらさらデオドラントパウダーならOK???

デオナチュレさらさらデオドラントパウダーなら顔にぬっても大丈夫じゃないかな?
ボディ用って書いてあるし。

見た目はメイクの仕上げに使うフェイスパウダーのようです。
ボディ用と書いてあると、全身使えそうな気もしますが、こちらも顔には使えません。残念。
汗のベタつきが気になる胸の谷間、アンダーバスト、首筋、太もも裏などにお使いいただくのが効果的です。
デオナチュレ公式サイトより
商品パッケージの裏面にも「顔・粘膜・陰部を避け」と明記してあります。

デオナチュレは、どの商品も顔に使うことを想定していません。
メーカーが推奨する場所以外に使うのが危険な理由
ボディ用でも顔に使っても大丈夫な気もしますが、メーカーがダメということは、やらない方がお肌の為です。
その理由は、化粧品に配合する成分によっては、使用上限が決められていることがあるからです。

作用の強い成分は、人の身体や肌に刺激にならないように、配合できる量が決められています。
その使用上限も、
- どの部位につかうのか
- クレンジングなどのように洗い流すものか
- 肌に塗ったままのものか
メーカーは、使う場所・使い方を設定し、決められた使用上限を守り、化粧品を作ります。
私たちも、メーカー推奨の使い方をすれば、安全に使うことができます。
けれど、メーカー想定外の使い方をすると、思わぬ肌トラブルを招くこともあるのです。

化粧品でも自己判断って危険なのね。
安全に顔の汗を止める方法
首元を冷やす
首には太い血管が通っているので、タオルなどで包んだ保冷材などを当てると、効果的に冷やすことができます。
原始的な方法ですが、太い血管を冷やすことで、涼しく感じるので汗も抑えてくれます。

夏にメイクするときにもおススメです。
最近は便利な熱中症対策グッズも増えました。
こちらのクールリングは、首にフィットするので効率よく冷やせますよ。
私は、ちょっとそこまで買いものに行くだけで、夏場は汗だくになるのですが、クールリングを使うと汗が随分抑えられましたよ。
しかも、28℃で自然凍結し、ひんやり感も長続きするので、家でも外出先でも手放せそうにありません。

冷凍庫に入れなくっても凍るなんてすごい!!
>冷凍庫なら5分で凍結!20%OFFクーポンもアリ!!<
口に氷をふくむ
氷を2つほど口の中に入れると、汗を抑えることができます。
もちろん、氷は口に入れたそばから溶けていきますから、効果は数分です。
でも、「駅まで歩くだけで汗だく。朝から嫌になる~」という方にはおススメですよ。
体の一部を圧迫して汗を止める
「半側発汗」という体の反射の仕組みを利用した方法です。
顔の汗を止めたいなら、胸の下あたりをキュッと紐などで縛り圧迫します。
ただし、顔の汗は抑えられる反面、それ以外の場所はしっかり汗をかきます。
生活習慣を見直す
睡眠不足やストレスなどで自律神経が乱れると、顔汗や手汗の量が増えることがあります。
自律神経が乱れる原因は様々ですが、まずは食事や睡眠、運動などできることから見直すことがおススメです。

すぐに顔汗を止める即効性はありませんが、美肌や健康のためには大切ですね。
顔汗用の制汗剤を使う
通販化粧品なら、顔にも使えるの制汗剤があります。
ドラッグストアで簡単に買えるという手軽さはありませんが、デオドラントクリーム sarathera(サラセーラ)デオドラントクリーム sarathera(サラセーラ)は、医療メーカーが開発した制汗クリームです。
気になる顔汗やワキ汗を抑えるだけでなく、においも防いでくれる優れもの。
敏感肌にも配慮した処方で、のびが良くてサラッとした使い心地も、暑い季節には嬉しいところです。

顔も体も使えるなら、グレーのTシャツも安心して着られそうっ!
本当に汗を抑えてくれるの?
肌に合うのかな?
と心配の方には公式サイトなら、初めての人に限り期間限定で499円でお試しもできます。
この夏、サラッと涼しげな顔のために、試してみる価値はありますね。
熱中症予防のためにも、汗をかくことは大切ですが、制汗剤などを利用して、メイク崩れやべたつきを抑えて、少しでも快適に夏を過ごしたいものですね。